英語の質問に答えられるvs 文の音読
先輩と話をさせていただいて学校の英語科の取り組みを聞けた。メモとして
学年でlessonの音読のテストを考査前の1.5時間ぐらいで行うらしい。悩みとしてはただ音読させるだけなので何のためにやっているのか、本当に必要なのか、ということであった。
改善案としてそれをするなら本文に関しての英問を答えを覚えた状態で英語で解答するというテストを行った方がいいのでは。そちらの方が会話に近い、と考えていた。
学校の先生方が協力していこうという意識があることがうらやましいが...
その話はおいておいて、やっぱり目標を持つということが大切だと実感した。
音読は前任の先生がやっていたことらしい。成果もあったのだろう。しかし、前任の先生にはその方独自の目標があったはずだ。だからこそ、芯を持って音読のテストができる。形ありきで授業があるのではなく、目標があるから授業の形ができる。
自分だったら、/r/,/l/,イントネーション、アクセントを重点的にやるかもしれない。(生徒の実態も含め)
先輩の場合は会話に近い状況を与えて練習をしたいということなのでやはり先生によっての目標が違うのだろう。これをすり合わせていかなければ成果は上がらないようだ。
じゃなければ、共通でやる必要はないだろうなぁ...
勉強になりました。
来年度の英語表現で教えたいこと
・全商英検1級合格
・100語程度のまとまった英文が書ける
・正しい発音を用いてスピーチができる。
・1分程度の会話ができる。
・まとまりのある英文を聞き取れる(要点)→一番わからないかも
・まとまりのある英文を読むことができる。
あとで具体化していきます。
グループを作った状態での説明
グループの状態で説明するとき
聞いていない生徒が増える。当然だけど、対策を考えないと。
・一度前を向くように指示する。
・静かになってから始める
・プリントに詳しく書き、説明を省く
あとで考えよう。
メモ (疑問を持つこと)
読んでいる本のメモ
生徒に関して思ったこと、疑問に思ったことはメモしておく。
疑問は改善すべき点、一つ一つそれを変えていけばどんどんよくなっていく。
本文の理解
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成長する英語教師をめざして―新人教師・学生時代に読んでおきたい教師の語り
という本を読んでいます。
その中でまさに今学期感じたことが書いてあったので備忘ということで。
本文の理解をどのように進めていけばいいのか。今年度に入ってからずっと悩みであったが、考えたあげく
教科書の英文とそれに対応したプリントの和文を埋めていく形式にした。
I like to play tennis.
私は ( )好む。
のような感じ。これを全文ポイントとなる部分を空けて行う。
ここで書くとただ右、左に英文、和文を載せたよく見るプリントと変わらないように見えるが少し違う。
工夫した点は敢えて教科書を使わせる点と、すぐ横に英文がない点。
1、教科書を使いたいという生徒の要望に答えている。
2、横に英文がないと英語をしっかり残したまま和文を見ないといけない。
上記の効果を見込んでいる。
また穴の場所によって難易度を調整することも可能。
生徒は集中してやることが多くなった。
この方法は(ちゃんとした?)和訳ができなくなると指摘されたが、本文全体の内容確認がすぐ終わるので練習の時間がとれる。練習ができれば理解の時間も増える。定着、読む練習もできる。
持とうと思えば、和訳の練習を何文かピックアップしてできる。
能力を向上させるということと本文を理解させることが同時にできる。
本文理解の問題が昇華されてしまった。
まだまだ深められる部分はたくさんあるが、一つ改善の糸口が見つかった。
もっともっと生徒に還元できるように頑張ろう!